2025.05.02
承継して15年目の春が訪れました。〜地域の方々へ御礼〜
当時、高砂市民病院で勤務していた私に、父が病で倒れたと連絡が入り、急遽このクリニックを継ぐことになった重圧感は今でも忘れられません。
当初は毎日の診療を無事こなすことで精一杯でした。余裕のなかった私に、患者さんから労いのお言葉を頂いて気持ち救われたことがどんだけあったでしょう。
今日でも、朝目覚めると、心機一転。1人ひとりの患者さんに良い方向へ導けるようにと「襟を正す」思いで診療に臨んでおります。
また、院外の活動として、9年ほど前に医師会の理事に選任されました。嫌で嫌で仕方がなかったのですが、今は週数回、お昼や午後診療が終わった後に参加しています。介護保険審査や地域医療の調整などに従事し、今後も医師会を通して生きるために不可欠な医療の未来を繋ぐための一助の功になれれば幸いです。医師会の活動は災害時や感染症流行時、待機児童問題など地域生活の基盤となる危機管理を行っています。大変重要なことですので存続することをバトンで繋げて生きたいです。
これからも温かく見守って下さる地域の方々に医療を通して恩返しをしていけたらと思います。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。